V12 Vanquish S
Build Period : 2004 – 2007
Quantity Built : 1083
2004年のパリサロンでデビューした『S』 エンジン出力460bhp→520bhp、エンジントルク535Nm→577Nm、エンジン型式もAM3→AM06へ変更されました
インテリアもセンターコンソールがレザーフィニッシュに変更され、ジャガー流用だったクライメートコントロールまわりがオリジナルデザインに…これは05MYからだったかな
エクステリアはボディ同色のリップスポイラーやグリル形状の変更、ダックテールになりリヤガラス内だったハイマウントストップランプがトランクに移設
ホイールも12本スポークから11本スポークへ…ブレーキもブレンボからAPレーシングに…って細かな機構の変更などは上げるとキリがないのでこのへんで…
2007年に最終モデルとしてアルティメイトエディションを40台生産し各ディーラー1台限定で販売してました
■ V12 Vanquish S Ultimate edition Base kit PIRANHA MODELS
このモデルカーがピラニアモデルをベースにアルティメイトエディションを再現したもので、ダイキャストでもこれを再現したモデルは存在しないので希少ですね
ちなみにベースキットのピラニアモデルはホワイトメタル製…
ニューポートパグネル生産の最終モデルとしても歴史的価値のある個体ですからコレクションしたい一品です
■ V12 Vanquish S Minichamps Die-cast Models
ダイキャストモデルでもミニチャンプスが発売していますが、もっとカラーバリエーションが欲しいですね
アストンマーティンテクニシャンとして…整備することの多いのですが新車の頃から診てきたこのモデルへの思い入れは大きいですね
ご存じのとおりイアン・カラムがデザインしたグラマラスなフラッグシップは『S』になっても大きな変更点はなく(細かな部分は上記で述べましたが…)独特なオーラを放っております
ただ…フロントグリルのデザインは前期モデルの方がヴァンキッシュらしいかな…DB9へ移行する歴史的な役割としては良いのですが…あくまで個人的な感想です