DB MarkⅡ(DB2 prototype)
Build Period : 1949
Quantity Built : 3 (UMC64/65/66) 1 (UMC272)
1949年のル・マン24時間耐久レースにDB MarkⅡを3台出走させています
UMC64とUMC65はクロード・ヒルが設計した4気筒エンジンを搭載
UMC64はクラッシュによりリタイヤ(この事故でドライバーが亡くなっている)UMC65は総合7位、クラス3位
UMC66はウィリー・ウィルソン設計のDOHC直列6気筒エンジンを搭載し出場したがウォータポンプのトラブルでリタイヤ
レース後、結果を残したヒルの4気筒エンジンでなく6気筒エンジンを搭載したUMC66をDB2の開発車とする(このことによりヒルはアストンマーティンを去ることになる)
UMC272はレース用に製作されたプロトタイプでデイヴィット・ブラウンが個人的に使用していたようです
時間の経過から考えてUMC272が先に存在し、その後3台のレースカーが造られたと推測されます
■DB MarkⅡ(DB2 prototype) Product by Tin Wizard Modelcars
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Tin Wizard Modelcarsはドイツのホワイトメタルを得意とするモデルカーメーカーです
ディテール、プロポーション…申し分ないですね
このページのスライダーにケンジントン・ガーデンズで展示されたUMC272の写真がありますので比べてみてください