フィニッシャー紹介ページに完成写真があるDBR9の作製記を転記します
この製作記はフィニッシャー山口が2013年1月31日から90回にわたり書いたブログです
改めてこの製作記を読んでアトランティックコレクションで作品をご覧いただけると幸いです
こんにちは、山口です
DBR9の製作を開始します
まずは実車写真です…今回製作する仕様と一部異なりますが
カッコイイ!!!!
製作に先立ち、週末に兵藤さんと打合せをしました
兵藤さんに、わざわざ私の地元の横浜まで遠征して頂きました…申し訳ありません
こんな感じで堂々と?模型を広げていました
兵藤さん製作中のV12 ZAGATOと完成したDB4
ボディカラ-の赤が印象的なZAGATOは現在製作中で、窓のバキュームパーツの接着に相当苦労されたそうです
DB4はボディ本体もホワイトメタル製で、とても重量感があります
手に持たせて頂きましたが、ずっしりと重かったです
1/43スケールのDBR9 2台
別メーカーのキットとなりますが、並べてみると、プロポーションが大分違うものですね
左がルネッサンスで右がプロバンスミニチュアーズです
タミヤ1/24のDBS ボディ色の再現が素晴らしい作品です
今回製作するDBR9LM2008は、007号車と009号車があり、二人でどちらを作るか決めかねたので、どちらにするか、私に選ばせて頂ける事 になりました
007号車はエースナンバーの様ですが、レースでは009号車が優勝を飾ったそうで、どちらの車を製作しても、魅力があります
製作を進 めながら、デカ-ル貼りまでには決定したいと思います
完成後は、兵藤さんがお勤め先であるアトランティックカーズのショールームに2台並べて飾って頂けるかもしれないとの事なので、モチベーションも上がるってもんです!
打合せでは、数種類の1/43キットのインストなどを持参して頂きまして、貴重な資料を提供頂きました
兵藤さんの”アストン愛”は相当なもので、知識も含めて、敬服するばかりです
その他にもさまざまキットや、完成品、製作中のZAGATOも拝見させて頂きました
1/43スケールはとても小さいですが、コレクションするには最適ですし、精巧かつ、愛情と情熱を最大限に注いで製作された模型は、”世界に一つ宝物”です
兵藤さんは、ボディの塗装色は特に拘られていて、職業柄、板金屋さんから実車用の塗料を入手して塗装しているそうで、メタリック粒子が非常に細かくて、1/43スケールにも関わらず、とてもいい感じに仕上げられていました
いつか私も/43スケ-ルの世界に入り込めたらと、思いました
趣味の話はなかなか尽きず、気が付くと、あっという間に2時間が過ぎていました
帰宅して、さっそく製作開始です
この様な姿になる事を想像しつつ・・・・
まず部品を再度検品しつつ、不要部品を排除して、部位ごとに分別しました
そしてシャシーの反りの修正から始めます
ボディ-を外した状態です
コックピット付近を中心に、フロントとリヤディフェーザーが浮いている(接地していない)のが分かります
これを水平になる様に修正します
センタートンネルにエッチングソーで、切込みを入れて、WAVEの1mm厚のプラバンを差し込みました
前後の浮いていた部分の隙間が無くなりました
ボディを被せて確認です
いい感じに修正が出来ました
ボディの凹部分にパテを入れました
使用しているのは、タミヤのエポキシパテです
使いやすいのですが、エポキシは臭いがきついのが難ありですね
これから納得いくまで、じっくり整形していきたいと思います