1/24 AstonMartin DBS テーラーメイド製作記-18


こんにちは山口です

タミヤの1/24 ストンマーティンDBSを製作しています

今回はまずボディの研ぎ出しです

基本的にタミヤの3種類のコンパウンドを使用してウレタンクリアの下にあるカジノロワイアルを呼び起こします

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コンパウンドの荒目

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コンパウンドの細目

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コンパウンドの極細目

画像ではあまり違いが分かりません(汗)…でも実際は結構違いがあります

まだまだ塗装面は傷だらけで、ゆっくり時間を掛けて研ぐ必要があります

 

続いてカーボンデカール貼りです

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バンパー下部のディフェーザーは綾織カーボンとなっています

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実車のカーボン目を確認します

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基本的に右上から左下に向かって斜めに折り目が見えます

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スプリッター形状などかなり凹凸があるので、さすがに1枚のデカールでは貼り込めません

貼り込む箇所に”目”の方向を間違わない様に鉛筆で書き込んでいます

まずは凸部分の3箇所を両側面、正面の3枚構成で貼り込み

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これだけで9枚のデカール(汗)

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続いて中央の2箇所→両端部…と分割したデカールを貼り込んでいきます

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この部分は凹凸が激しいですが…

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何とか一枚で…(笑)

Studio27(イタリアのカルトグラフ製)のカーボンデカールは熱を加える事でここまで延びます

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ここまではデカール軟化剤を使わず、熱した綿棒だけで貼り込みます

理由は、軟化剤を使うと思わぬ部分だけががっちりくっついたり表面が溶けたりして綺麗に貼れない場合がありますので…

デカールの製造メーカー、種類やロット、タミヤで言えばキット個々でもデカールの性質が変わります

それぞれ、硬さ、伸び具合、接着具合、軟化剤の溶け具合が変わりますし、軟化剤自体も色々なメ-カ-からさまざまな種類の物ががあって、一概には言えないのですが…

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中央上部のエキマニの排熱用スリット?も切れ込みを入れてデカールを巻き込んでおきました

こういう場所にはデカールの接着剤を塗布します

 

続いてドアミラーのステーにも貼り込みます

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実際のカーボン目に合う様に貼っていきます

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この部分のカーボンデカールもStudio27の綾織SSを使用していますが、このSSサイズはメーカーで長らく欠品中の商品で今現在全く手に入りません

F1模型でも最も多用するサイズで本当に困っています

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Studioの綾織のSSは、色、パターン共に1/24、1/20F1模型を製作するうえで必需品です

なかなかサイズ、色味が同じで、Studio27の物の様に薄くて貼り易い物が無いんですよね~

 

今回のDBSで私のストックも底をついてしまいました…

再販か、新しいデカールが発売されるのを期待します

以前モデラーズのカーボンデカールが手に入らなくなった頃もこんな感じでした…

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実車のフロントスポイラーのリップ部分も綾織のカーボンです

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こちらのフロントリップも同様に一枚で貼り込みます

しばらく自然乾燥させた後、ウレタンクリアコーティング→研ぎ出し→艶調整を行います