ProvanceMoulage DB5HardTop 製作記-9


こんにちは山口です

PROVENCE MOULAGE アストンマーティンDB5ハードトップを製作しております

このキットにはミラーが付属していませんので、今回はミラー製作します

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オープンモデルはミラーの付いていない個体も多く、付いている物でも形状がスクエアだったり…取付位置がフェンダーやドアなど年式や個体によって多様です

今回は少しクラシカルなフェンダーミラーが希望との事ですので、この画像を参考に砲弾型のバックミラーを製作していきます

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3Φのプラパイプと2Φのプラ棒を使って砲弾型ミラーを作ります

作り方はプラパイプとプラ棒をルーターに咥えて回転させ、ヤスリで削って砲弾状に削ります。¥

ステーは0.5mm厚のプラ板を後方に向かって薄くなる様に削り込んで製作しました

大きさの比較の為に楊枝を並べましたが、とにかく物が小さいので加工も大変です

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ミラー面には1/20F1のホイール脱着金具のエッチングの中にあった、F1には使わなかったものを使います

このエッチングは真円が出ているので非常に助かります

洋白板を真円に切り出すのは至難の技ですからね…

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そのまま取付けると、当然鏡面が厚み分出っ張るので引っ込んで見えるように本体側を削り込みます

ステー部分には、塗装・固定用に0.2Φの真鍮線を仕込みます

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磨いたエッチングを付けて、取り敢えずこんな風になりました


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仮組した状態…まあまあの出来です

左右同じ大きさに作るのは結構大変です

今回は、プラパイプを加工したのでよかったと思いますが、全くの塊から削り出すとこうはいきません

又、実物の大きさより一回り位少し小さく作った方が見栄えが良い事が多いですね