こんにちは山口です
BBRのMaserati Quattroporte 2003を製作しています
今回はボディを塗装していきます
ボディカラーはメタリックですので、下地は艶ありのブラックとしました
これはメタリック塗装のポイントです
クレオスのウィーノブラックを塗装しています
画像では見にくいですが、塗装面に埃が混入してしまいましたので、乾燥後#6000のスポンジヤスリで埃を取り除いて再塗装します
本塗装しました
塗膜を薄く5回程度塗装して完了
さて、このクワトロポルテのボディカラーについてうんちくを一つ
今回のカラーは ”Grigio Alfieri” というマセラティを設立したアルフィエーリ氏の名前が入った色となります
Grigioはイタリア語でグレーという事の様ですので、”Grigio Alfieri ” は “アルフィエーリさんのグレー” という事になりますね
まぁ単純に解釈すると薄いメタリックグレー
実際は、メタリックグレイ下地に、青~赤又は紫系のパール塗装かな?と想像出来ます
しかしこの色が微妙過ぎて調色も、例に漏れず難航しました
まず塗装する模型が1/43スケールと小さいので、メタリック粒子が大きくなり過ぎない狙いでクレオスの8番のシルバーをベースにしました
8番のシルバーにシアン、マゼンタをほぼ同量づつ足して、少量のイエローを添加...メタリックグレーに近づけます
そこに、パールブルーとパールレッドを吹き付けながら確認して足していき、私なりのGrigioAlfieriを作りました
パール塗装は、通常、雲母入りのクリアーをベース色塗装後に別体で吹き付けますが、その方法ではどうしてもパールが主張しすぎたので、雲母を本体の塗料に加えてパール入り塗料で塗装する形としました
クリア塗装は、今回もフィニッシャーズのGP-1を使用します
クリアをかけると青と赤のパール粒子が浮かび上がって来ましたね
おおよそ自分のイメージ通りになりました
今回はここまでです