こんにちは、山口です
Aston Martin V12Vanquish25を製作しております
今回の使用キットはピラニアモデルのVanquish Sとなります
数少なくなっているこのキット、館長自ら海外から買い付けて頂いたものになります
同じキットでもロットによって状態は違うようで、これまで製作してきた4台の中で一番綺麗な状態で、過去のキットにあったボディ下部などのバリもなく、改造して製作するのは勿体ない気がします
デカールも2枚入っています
ウィンドパーツの状態も良好です
さて、製作を開始します
フロントマスクが大幅に変更されているので、まずはここから改修していきます
グリルの下部に大型のインテークを新造しました
実車では、15mm下方に延長されているようです
フロントバンパ-に絶対的な高さが足りないので、0.7mmの洋白板をハンダ溶接して下部に延長
これは、厚みが薄くなってしまう下端のラインがヨレない様にするための対策でもあります
フロントグリルの淵に薄い枠があるのでポリパテで再現します
この再現は、ポリパテで一度埋めて、ギリギリまで削るという古典的な方法で行いました
アイデンティティであるグリルの製作です
恐らく今回のVabquish25の製造で一番の難関と思われるパ-ツです
右は、0.2mmのプラ板で作成したもの
左は、0.1mmの洋白板で作成したもの
グリルの上下4mmの隙間に6本のフィンを均等に割付ねばなりません・・・
プラパーツは、流し込み接着剤が使えるのと、前面を削る際の作業性が良好です
洋白板は、シャープさがいい感じです
仮に組み付けるとこんな感じになります
歯列矯正のような状態に...
0.5mmのプラ板を挟み込んで様子を見ています
今回はここまでです