こんにちは山口です
今回からAston Martin ”bunny” 1921 を製作します
聞きなれない1921年の車種ですので未知の世界です
1921年当時とされている写真です
資料によれば、イギリスのサ-キット兼飛行場であるブルックランズで、1922年5月1日に平均速度125㎞を記録し、当時の世界記録だったと記載があります
1920年代当時の画像を見ると、車体の前部はどの車もほぼ同じ形状ですが、運転席前の風防や、座席後部の形状に個性があります
この画像の個体の様に、ワイヤ-ホイ-ルの登場前はスポ-クタイプの物だったようです
個体の詳しい緒元は不明ですが、当時は1.5リッタ-4気筒のエンジンを搭載していた様です
AML Miniaturs 1/43 Aston Martin”Bunny”1921
今回はこちらのキットを製作していきます
内容はレジン製の各パ-ツとゴム製のタイヤとなります
拡大してみると、全体的にダルイ感じがします
ボディとシャシ-です
後部の造形は、作業途中かと疑いたくなるような、なかなかショキングな状態です(笑)
ミュ-ジアムに並んでいる年代的に一番古い、ゼッケン15のレ-スカ-とよく似ています
前側はほぼ一緒に見えますが、リアは大分ボディが長いですね
勝手な想像ですが、当時の記録を狙うため長時間の走行が可能な様に、燃料タンクを大きくする必要があったのかもしれません
恐らくこの元型をベースにリアを延長して製作されたキットだと思われます
シャシ-裏側に車名が刻印されていたと思われる場所は、雑に削り取られているように見えます
1921年という事は、今年は2020年ですので、ほぼ1世紀前の車になりますね
これまでに経験のない新鮮な模型製作になりそうです
今回はここまでです