こんにちは山口です
タミヤの1/24 アストンマーティンDBSを製作しています
いよいよボディ塗装していきます
今回は実車塗料”カジノロワイアル” を使用しますが、下地塗装としてフィニッシャーズのピュアブラックを通常の1.5倍位に薄めて、とにかく塗膜が厚くならない様に薄~く複数回吹付けて、グロスの黒に染めました
さて、ここからが本番
”カジノロワイアル”をバラッカのシンナーで薄めに希釈して、スジ彫り、エッジの部分から吹き始めます
計5回位、薄~く、薄~く吹付けて、最後にボンネットを裏からマスキングテープで仮留めして全体に2回吹付
ボディ塗装完了です
実車塗料ですが、メタリックも大き過ぎず、今回の1/24でも全く問題有りません…1/43でも使えそうです
さて、今回塗装に使用した”カジノロワイアル”もの凄く良い色です
前回のOne-77の時もそうでしたが、さすがに実車塗料は次元が違います(嬉)
・・・ところが問題発生・・・
乾燥ブースに入れて30分…ボディを確認していると…
左リヤフェンダーにパーティングラインが…(汗)
左フロントフェンダー…こちらにもくっきりとラインが…(大汗)
もはや、ごまかしは利かないので塗料を剥がす事とします
通称”シンナー風呂”行きです
その前に直にヤスリで問題の部分を削りました
カジノロワイアル→黒→サフ白→グレーサフ→プラ素材…と階層が垣間見えます(笑)
そのグレーサフと、プラ素材の部分に薄いライン(段差)が有りましたので、容赦なく#400のヤスリで削り取りました
結果からいって、今回のトラブルは”パーティングラインの処理が甘かった”様です
他にも同じ条件のパーティングラインが存在しましたが、この2箇所以外は問題がありませんでした
保険で他の部分も一応削っておきました
いい経験になりました。まだまだ勉強が足りませんね
その後、シンナー風呂にご入浴…クレオスのレベリングシンナーを使用します
”溶剤の源泉掛け流し”ならぬ、ティッシュを被せて5分程度放置
プラ素材の為にも、こんなことはやらない方が良いに決まっていますが…何度かティッシュを交換してハケで塗料をこすり取って完了
湯上り状態(笑)完全なすっぴん状態に戻りました
このうっすら見えるラインが問題になったパーティングラインです
見た目段差は認識できないのですが、サフを吹いた事で平らに見えていた段差部分が、上塗りのラッカー塗料で溶けるか引けた為に、見えてくるのかもしれません
そうい意味では、この時点で発見されてラッキーでしたね
この問題の発生がクリアを吹いた後だったら後戻りできませんから…
フェンダー部分
どちらも普段やらない位、大袈裟にかつ徹底的に削り込みました
サフを吹いてチェック…今度は大丈夫な筈…
その後、再びのピュアブラック塗装…っと今度はゴミの混入です…なかなか進みません(汗)
どうやら、削りカスが残っていた様です
#1500のスポンジヤスリで軽く研いでホコリを除去
この後、黒からの…
再びの”カジノロワイアル”(笑)
前回同様、薄く吹き重ねて完了です
今回はラインが見える様な事も無くOKな様です
まだクリアを吹いていませんが、この段階まではとてもいい感じに仕上がりました
クリアは、ウレタンにするかラッカーにするか悩みます
絶対的な”艶”を求めるならば、当然ウレタンとなります…耐久性も抜群です…しかし、塗膜も厚くなりがち
スケール感を追求するならラッカークリアの選択肢も有りかも知れません