AstonMartin VULCAN (エンジン編)


こんにちは兵藤です

カーボンファイバーに萌えるのは自分だけじゃないと思いますが、当然のようにエンジンルームもカーボンだらけ…

レーシングカーとしてこれだけの造り込みですから価格も相応ですかね

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前開きカウル…俗に言う逆アリゲータータイプですかね

この辺はDB11に継承されます

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当然ですがスチールやアルミのように溶接できる訳ではないのでヒンジ周りの造型も要確認です

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お待たせしました(笑)エンジンです

既存フォードV12エンジンをベースにコスワースがチューンナップ…V12NAで800bhpは今の時代ではちょっと控えめですかね

タイヤの位置でわかると思いますがフロントミッドシップとして理想的な搭載位置です

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当然ながらドライサンプでありますからエンジン搭載位置もかなり低いです

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サンプタンクもカーボンカバー付き

One-77の時と違った演出がそそります

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それにしても大型のラジエターに大型のファン…冷却空間はエンジンと別室ですね

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ボンネットを閉めるとこんな感じ…冷却効率よさそうです

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ヘッドライトの後ろはエアクリーナーボックス

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パイピングやボックスの造形も見とれてしまいます

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サスペンションはプッシュロッド式なのでエンジンルームにおります

Multimatic社製"DSSV(Dynamic Suspension Spool Valve)アジャスタブルダンパー

One-77でも採用されておりましたが、身近なレースカテゴリーでは全日本GT選手権のGT500クラスでも採用されています

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バルクヘッド付近に並ぶタンクキャップ達…ブレーキ前後、クーラントのヘッダータンク、あとはクラッチ?ですかね

Xtrac製の6速シーケンシャルトランスミッション搭載とされておりますからクラッチは無いですかね…

カバーされて詳細は不明…調べておきます(汗)

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これは…エマージェンシーと書いてありますからキルスイッチですかね

エンジンルームの写真はまだまだ撮ったのですがキリがないのでこの辺で…

見えないところではプロペラシャフトがカーボンでトルクチューブがマグネシウム…写真を撮るのは困難です

 

次回はインテリア編…ですかね