こんにちは山口です
PROVENCE MOULAGE 1/43 アストンマーティン DB MKⅢを製作しています
今回はバンパーを改修いたします
実車をよく見るとバンパー本体は車体から浮いていて、上部にカバーが乗っている様に見えます
オーバーライダーの部分だけがボディと繋がっているのでしょうか?
そして上部に載るカバーはボディと同色となっています
このバンパーをどの様に再現するか悩みます・・・
キットの物は素材がかなり硬い上に、形状にも難ありです
ただしフィッティングは良好です
この硬い素材を加工するのはほぼ不可能なので、まずはキットのバンパーを”型想い”で型を取りました
ポリパテを流し込んで複製します
形状に合わせて削り複製完成です
が、やはり形状に問題がありまして蓋が再現できません
別の方法で再製作します
使用するのは3mm角のH型のプラ材です
H型鋼のフランジ部を切り落としたものの両端を、ボディ形状に合わせてライターで炙って折り曲げます
歪むと修正が難しくなるので慎重に熱を加えます
折り曲げた内側の凹みに、カバーに見立てた0.3mmのプラ板を差し込みます
オーバーライダーは1.5mm厚のケミカルウッドを削りました
同じ大きさに削るのは何時も難しい作業です…幾つか削った中で形状が良いものを接着しました
プラとケミカルウッドの接着の相性は良好です
オーバーライダー両脇のモールドはプラペーパー再現しました
右がキット付属の物
中央と左は製作した物です
こちらは実車
こんな感じになりましたのでかなりディテールアップできたと思います
バンパーはかなり目立つパーツなので手は抜けません
今回はここまでです