こんにちは山口です
今回からPROVENCE MOULAGE 1/43 アストンマーティン DB3S Copeを製作しています
まずは恒例のキットレビューです
DB3S Coupe...正確にはFixedhead Coupe
フィクストヘッドクーペとはオープンモデルをベースにハードトップを設けてクーペとしたものです
DB3Sの中でもこのクーペは3台のみ製作されたとてもレアな存在です
VANTAGE MAGAZINEの誌面に載っていたこの個体に惹かれ、兵藤さんにキットを見つけてきて頂きました!
今回もプロヴァンスムラージュのキットで製作します
お馴染みのレジンメインの構成です
ボディはプロヴァンスらしく、相変わらずシャープな造形が印象的です
元々クーペでデザインされたのではないかと思わせるくらい綺麗なボディラインです
トランクの上部のスジボリ位置が上過ぎるのが気になりますが、リヤ廻りもおおよそいい感じです
それとは裏腹に裏面は相変わらず巣穴だらけでズタズタです(汗)
タイヤは、今まで製作した1950年代のアストンマーティンのどのキットより外径が小さく、比例してトレッドも細い物が入っています
全体的にモールドがだるくて、薄っぺらく、印象が悪いです
ホイールはプロヴァンス得意のメッキリム + エッチングのワイヤースポーク再現の物が付属しています
バランスが悪いのは、ホイール径が大きくタイヤが小さいのが原因かもしれません
ウィンドウのバキュームパーツは、経年の黄ばみもなく、フィッティングが良ければこのまま使えそうな感じです
これは...ダッシュボードです
のっぺらぼうの所に...
このデカールを貼って終了!ということのようです・・・
デカール自体は1/43の世界ではかなりの再現度ですが、この辺りは少し手を加えたいですね
因みにエンブレム、ナンバープレートなどのデカールは付属しません
ボディを細かくチェックしていくと、Aピラー後部の三角窓の棧が割れてなくなっています・・・
そして、ボンネット中央に走るモール
前回のDBMKⅢと同様に、洋白に置換え予定です
フロント廻りですが、プロヴァンスらしく繊細な造形です
アストンマーティンの中でもボディサイズがかなり小さいので、1/43での再現は特に難しそうですが、丁寧に製作していきたいと思います
今回はここまでです