こんにちは山口です
BBRのMaserati Quattroporte 2003を製作しています
いよいよ最終工程です
タイヤを取り付けていきます
ホイールナットを再現するため、以前製作したPIRANHA V12Vanquish用デカールを拝借しました
板オモリでキャリパーを追加しているのですが全く見えません・・・
ホイールはキット付属エッチングに手を入れて”似せた仕様”となっています
キットエッチングと実写のホイールは、同じスポークタイプで一見似てはいますが、細かいディテールやスポーク本数に相違があります
Vanquishの時と同様に館長の手配による、”ワンオフ製作”との声も聞こえてきていますので、後々でも交換できるように木工用ボンドで仮固定とします
2Φの真鍮線を切り出してホイールと接着としました
Maserati Quattroporte完成です！！
今回のボディ色であるグリジオアルフィエール
ライトグレイメタリックに、青、赤、紫色のパールが効いていてとても繊細で綺麗な色です
色々と悩みながら調色したボディ色は、なんとか近い色で再現する事が出来ました
一つ一つが繊細にデザインされているボディ
ピニンファリーナ時代のケン・オクヤマさんの仕事です
テールランプは塩ビ板をバキュームして製作し、内部のLEDランプをそれとなく追加工作しました
しかし、細かい部分が今ひとつですかね
マフラーエンドは、2ΦのSUSパイプを切り出して製作しました
フロントは後期仕様とするためにバンパーを変更、GT Sグリル、ヘッドライト、フォグ類を新規製作しました
この角度から見るとライトパーツの形状が違うような気もします
せっかくライト自体を新造したのだから、手を入れるべきだったかもしれませんね
バンパー下部のラインももっと直線的にも感じます
今回製作させていただいた館長の日常の愛車クワトロポルテ・・・
100枚以上の写真を撮影し製作の参考としましたが、”もう少し外装の造形を追求出来たのかもしれない”という自責の念が今更ながらに残ります
製作中には、”コレで良い”と思った物でも、後日写真の画像を通して見直すと、もう一つだったり、実物を肉眼で見ても問題ない部分も画像として拡大すると粗が見えてきてしまう・・・1/43スケールはこの辺りをどこまで追求するかが難しいですね
モチベーションと自分スキルのバランスをとりながら・・・
このあたりの反省点を、次作以降の模型製作に活かしていければと思います
お付き合いありがとうございました
ワンオフホイールが完成しましたらまたお目にかかります