こんにちは山口です
BBRのMaserati Quattroporte 2003を製作しています
今回は、先日完成したマセラティ クワトロポルテSのホイールを交換します
装着するのは館長自ら製作依頼をし入手した、完全ワンオフ製作ケミカルウッド削り出しホイールとなります
フロント/リヤのトレッド・オフセットの違いによるデザイン面の微妙なテーパー具合も見事に再現されています
前回のV12vanquishのホイールに続き、1/43スケールにしてこの精度
にわかに信じられない出来映えで、感動的ですらあります
同封されていた、台座とネームプレート
前回完成させた状態のまま台座に置いてみました
薄いベージュ系スェード素材の台座が、グリジオアルフィエーリとマッチしていて実にしっくりきます
ホイールの製作方法は、PCにてデーターを作成して・・・
ケミカルウッドから削り出します
すげ~!とても真似の出来ない技術です
今回は、内側リムにはめる補強パーツも用意していただきました
これをはめる事で剛性が飛躍的にあがり、少し力を入れたくらいでは簡単には破損しないと思うので安心して作業できます
模型の長期保管を考えた場合にも変形やへたりに強く、かなり有効なパーツだと思われます
さて、このデザイン面のテ-パ-具合の微妙な違い
分かる人には分かると思いますが、普通に見ている分にはまず違いが分からないと思います
毎日愛車に接しているオーナーには堪らない演出で、本当に素晴らしい!
前後で間違えの無いようにセットしなくてはなりません(笑)
サフェーサーを入れて、表面の細かい凹凸を調整します
うかつにやすりで削れば、せっかくの加工が無くなってしまうので、慎重に処理しました
下地に艶有りの黒を塗装後、メッキシルバーNEXT→クリアブラック→再びメッキシルバーNEXTを軽くスプレーしました
ブレーキディスク、キャリパーは、前回製作しておいた物の中央の穴サイズを調整して再利用しました
センターキャップは1.0mmのSUS板を嵌め込んで、このために残しておいたエンブレムを貼りました
車体にセットして2度目の完成!
ホイールも当然ですが、台座って大事なんだと再認識しました
台座で模型のグレードが一段階上がった感じがします
色と素材選びのセンスがさすがです!
今回も色々な方々のご協力の元、無事に完成に漕ぎ着けました!
相変わらず幸せな模型で感謝です!!
以上、ホイール交換編でした
お付き合いありがとうございました